代表メッセージ 

私は、自己肯定感が極端に低い子どもでした。幼いころから弟と比べられたことで、「自分はダメだ」「できないから愛されないんだ」と考えるようになったのです。「認められたい」「愛されたい」という承認欲求は強いのに、人と比べて自分の至らなさばかりに目が行ってしまう。まわりの友だちはみんなキラキラしているのに、自分には自慢できることが何ひとつない。 

そんな自分にとっての唯一の救いだったのは、よく言われていた「細くてうらやましい」という言葉でした。次第に「痩せている＝価値があること」だと信じ込んで痩せることに執着するようになり、気がつけば摂食障害に。いま思えば、低い自己肯定感や承認欲求の強さ、完璧主義な性格など、摂食障害になりやすいタイプだったのだと思います。その後、結婚や妊娠を経ても症状は改善せず、満たされない心の空白を埋めるようにテニスやダンス、ゴルフ、絵画など数えきれないほどの講座に通いました。しかし、忙しくすればするほど、反対に心は飢えていくのを感じていました。 

いつもイライラし、夫婦仲も最悪。子どもたちには「この家の不穏な空気が嫌だ。家にいたくない！」と言われるほどでした。嘘のような話ですが、我が家では植物も育ちませんでした。買ってきた観葉植物も頂いた花束も、不思議なことにすぐに萎れ、枯れてしまうのです。一方で私自身は着実に年齢を重ね、人生の折り返しを過ぎたころ、「このまま生きていてもしょうがない」と思うようになりました。 道でトラックやバスがそばを通り過ぎるとき、ふらふらと引き寄せられていってしまいそうになる自分がいました。 

そんな折に、潜在意識の講座に出会いました。そのころ私は、病院に行っても薬を処方されるだけという状況に辟易し、自力で摂食障害を治そうと脳科学や心理学、成功哲学などを学んでいました。そのような下地もあったことから、講座で教えられた「潜在意識の書き換え」というコンセプトに強く共感し、その後も潜在意識について深く学び、自分なりにアレンジして実践するようになりました。そしてしばらく経ったある日、いままで何十年間も自分の中に住み着いていた「認められたい」という欲求が跡形もなく消えていることに気がついたのです。まるで、そんなものは最初からなかったかのように。 

私の体験を私の中だけにとどめておくのではなく、必要としている方に届けたい——。その強い想いから、現在ではグループでの談話会や個別のコンサルティングを通じて、嫌な記憶や潜在意識を書き換えて、インナーチャイルドを癒し、本当の自分を取り戻すためのお手伝いをしています。また、多くの人と人をつなげるイベントを企画し、しあわせの輪を広げる活動にも力を入れています。 

「周囲の心無い言葉に、自分をダメな人間だと思い込んでいる」 

「将来に希望を見出せずにいる」 

「幼少期に受けた親の影響から脱することができずにいる」 

「何事にもイライラしてしまい、どうしていいかわからない」 

「夫婦関係がうまくいかず、日々悶々としている」 

あらゆる悩みに潜在意識の改革は有効です。私の使命は、多くの人が「自分は存在するだけで価値がある」と心から信じ、自分を愛し、しあせになれる世界を築くことだと考えています。あなたは独りではありません。ぜひ、ご相談ください。